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伝染性紅斑(リンゴ病)の警報発令について(感染症・疾病対策課)

更新日:2025年4月15日 印刷ページ表示

 令和7年第15週(4月7日から13日まで)における群馬県の1定点医療機関当たりの患者報告数が、国の定める警報発令の基準値を超えましたので、本日、伝染性紅斑の警報を発令しました。

 県民の皆様におきましては、手洗いを始めとした「うつらない」「うつさない」ための感染防止対策の徹底をお願いいたします。

1 患者発生状況

患者発生状況一覧

県内

4区分

1定点当たりの患者報告数

直近(15週)

(4月7日~13日)

前週(14週)

(3月31日~4月6日)

北毛

0.67

0.25

西毛

2.63

0.80

中毛

2.86

0.92

東毛

3.43

1.94

県全体

2.68

1.10

【警報の基準値】開始基準値 2.00人以上/終息基準値 1.00人未満

2 過去の警報発令状況

令和元年度以降 発令なし

3 伝染性紅斑(リンゴ病)とは

どんな病気?

 顔面、特に両側の頬に境界鮮明な赤い発しん(リンゴ様の皮しん)が現れ、続いて、手足に対称性な網目状あるいはレース様の紅斑が現れる病気です。ヒトパルボウイルスB19を原因とする感染症で、好発年齢は乳幼児期から学童期ですが、成人も感染することがあります。潜伏期間は4~15日です。
 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるようご注意ください。

感染経路は?

 咳やくしゃみのしぶきに含まれるウイルスを吸い込んだり、ウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで感染します。

症状があるときには?

  • 医療機関を受診し医師の指示に従ってください。
  • 十分な休養や栄養、水分をとりましょう。

予防するには?

 原因となるウイルスはアルコールが効きにくいため、咳エチケットを心がけ、手指は石鹸と流水でよく洗うようにしましょう。

 報道提供資料 (PDF:249KB)