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【全日制課程・フレックススクール】
11,435人
11,596人
11,461人
10,732人(うち「再募集」における合格者数118人)
群馬県教育ビジョン(第4期群馬県教育振興基本計画)及び中学校学習指導要領の趣旨を踏まえ、知識及び技能とともに、それらを活用して課題を解決するために必要な、思考力、判断力、表現力等を問えるよう出題した。
受検者平均点:287.5点(昨年は265.6点)
合格者平均点:288.6点(昨年は273.3点)
*各教科100点満点、各教科間で傾斜配点を行った場合も100点満点で集計した。
出題に当たっては、中学校までに学習する基礎的・基本的な内容を重視し、語彙や文法事項等のほか、文章を的確に読み取る能力や、読み取った内容や自分の考えを適切に表現する能力などについて問うことができるよう配慮した。また、複数の文章を読み比べた上で自分の考えを記述する問題や、意見発表時の資料の活用方法や伝え方の工夫を問う問題など、より具体的な場面で国語の力を問う出題とした。
受検者平均点:60.1点(昨年は60.2点)
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 大問番号(配点)  | 
 受検者の平均点  | 
|---|---|
| 
 大問1(37)  | 
 20.4  | 
| 
 大問2(16)  | 
 8.4  | 
| 
 大問3(15)  | 
 9.7  | 
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 大問4(12)  | 
 8.4  | 
| 
 大問5(20)  | 
 13.2  | 
*一部の学校においては、大問間の配点を変更している場合もある。
出題に当たっては、計算技能、数学の知識についての概念的な理解に加え、思考力、判断力、表現力等を問う問題など、各学年・各領域にわたってバランスよく問えるよう配慮した。また、各設問においては、数学的な見方・考え方を働かせて、身近な事象を数学的に捉えて問題を解決したり、解決の過程を振り返って考察したりするなどの「数学的活動」を重視した出題とした。
受検者平均点:55.6点(昨年は52.8点)
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 大問番号(配点)  | 
 受検者の平均点  | 
|---|---|
| 
 大問1(41)  | 
 30.8  | 
| 
 大問2(12)  | 
 4.5  | 
| 
 大問3(16)  | 
 8.1  | 
| 
 大問4(16)  | 
 8.5  | 
| 
 大問5(15)  | 
 3.7  | 
*一部の学校においては、大問間の配点を変更している場合もある。
出題に当たっては、中学校における平素の学習成果を反映できるよう、各領域(「聞くこと」、「話すこと」、「読むこと」、「書くこと」)全般にわたる内容について、理解力や表現力を重視した。また、より実際のコミュニケーションの場面や状況に近い設定とし、英語によるコミュニケーション能力を総合的に問うことができるような出題とした。
受検者平均点:55.1点(昨年は44.9点)
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 大問番号(配点)  | 
 受検者の平均点  | 
|---|---|
| 
 大問1(9)  | 
 7.2  | 
| 
 大問2(19)  | 
 10.3  | 
| 
 大問3(9)  | 
 5.1  | 
| 
 大問4(15)  | 
 8.4  | 
| 
 大問5(15)  | 
 11.1  | 
| 
 大問6(17)  | 
 7.1  | 
| 
 大問7(16)  | 
 5.9  | 
出題に当たっては、中学校における平素の学習の成果が生かせるよう、各学年・各領域における基礎的・基本的な内容を問うとともに、「基礎的・基本的事項を相互に比較・関連付け、幅広く考える力」や、「図表、写真、グラフ等の統計資料や歴史資料などを読み取り、自分の考えをまとめ、文章で表現する力」を重視した。また、実社会や実生活との関わりの中から問いを見出し、解決に向けて主体的に取り組む探究活動との関わりも重視して出題した。
受検者平均点:60.1点(昨年は54.0点)
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 大問番号(配点)  | 
 受検者の平均点  | 
|---|---|
| 
 大問1(16)  | 
 12.5  | 
| 
 大問2(15)  | 
 9.5  | 
| 
 大問3(14)  | 
 7.4  | 
| 
 大問4(15)  | 
 8.6  | 
| 
 大問5(14)  | 
 7.7  | 
| 
 大問6(13)  | 
 7.9  | 
| 
 大問7(13)  | 
 6.4  | 
出題に当たっては、基礎的・基本的な事項の理解の上、今までに学んだ知識を活用しながら理科の見方・考え方を働かせる問題となるよう意識した。特に、図や表を分析して解釈する問題や図を描いて答える問題を出題した。また、与えられた条件から実験結果を予想したり、実験結果から条件を考察したりする問題や、観察・実験の技能を問う問題を広く出題した。
受検者平均点:54.5点(昨年は57.5点)
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 大問番号(配点)  | 
 受検者の平均点  | 
|---|---|
| 
 大問1(21)  | 
 11.7  | 
| 
 大問2(20)  | 
 12.8  | 
| 
 大問3(20)  | 
 12.0  | 
| 
 大問4(18)  | 
 8.8  | 
| 
 大問5(21)  | 
 9.1  | 
(1)で示した出題方針に基づき作成した学力検査問題に対して、中学校からは、「問題を通して、生徒が自分たちの生活や生き方を考えることにつながったのではないか。」という意見や「日常での経験が意識されており、生活と密着させた学習を今後もさらに重要視したい。」といった意見が寄せられた。高等学校からは、「文章読解やデータの読み取り、基礎知識を生かして思考するような問題が多かった。」という意見や、「総合的な学力を問う出題が多く、受検生の学力を幅広い視点で計ることができたのではないか。」といった意見が寄せられた。
今後の学力検査問題についても、引き続き、中学校における平素の学習の成果が生かされるよう、基礎的・基本的な事項を中心として出題するとともに、社会の課題について、各教科の見方・考え方を働かせつつ、自分事として考察するような学習過程を重視した出題となるよう配慮していきたい。
令和7年度群馬県公立高等学校入学者選抜学力検査教科別得点分布(受検者)
 