ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 報道提供資料 > 【国内コンビニ業界初】GX推進の連携協定を結ぶKDDIが県内のローソンで複数の再エネ設備の活用による電力シェア実証を開始(グリーンイノベーション推進課)

本文

【国内コンビニ業界初】GX推進の連携協定を結ぶKDDIが県内のローソンで複数の再エネ設備の活用による電力シェア実証を開始(グリーンイノベーション推進課)

更新日:2025年8月8日 印刷ページ表示

 群馬県とKDDI株式会社・auリニューアブルエナジー株式会社は、2023年6月29日に、再生可能エネルギーの導入促進、地域における自立分散型電源の普及促進等の取組を効果的かつ継続的に推進することで、GX(グリーントランスフォーメーション)推進による自立分散型社会の実現を図るため、「GX推進による自立分散型社会の実現に向けた連携協定」を締結しました。
 このたび、KDDI株式会社がauエネルギーホールディングス株式会社、株式会社エナリス、株式会社ローソンとともに、2025年11月から、CO₂排出量削減及び電力の需給バランスの安定化に向け、群馬県内のローソン店舗に設置した太陽光発電設備と蓄電池設備の電力を32店舗間で融通する実証実験を開始します。

1.実証の背景

​ 政府は、2030年度までに温室効果ガス46%削減、2050年度までのカーボンニュートラルの実現を宣言しています。また、太陽光などの再生可能エネルギーや蓄電池は、電力網からの電力供給が途絶えた場合でも機能するため、災害時に電力を確保する手段として期待されています。一方で、再生可能エネルギーは発電量が季節や天候によって不安定であるため、電力の需給バランスの維持・調整が課題となっています。

2.実証実験の内容

 本実証では、群馬県内のローソン26店舗に蓄電池設備を設置し、そのうちの2店舗にソーラーカーポートや垂直両面太陽光などの太陽光発電設備を設置します。ここに、太陽光発電設備や蓄電池設備を設置することができない6店舗を加え、合計32店舗の電力を最適に統合制御する検証を行います。エナリスの発電量予測技術や蓄電池の制御技術を活用し、店舗で発電・蓄電された再生可能エネルギーの電力を、太陽光発電設備の設置が困難な他店舗へ融通します。
 店舗にソーラーカーポート・垂直両面太陽光・屋根置き太陽光の3種類の太陽光発電設備と蓄電池設備を設置し、複数の店舗間で電力融通する取組は、国内コンビニエンスストア業界として初となります。
 なお、本実証実験の詳細については、別添の資料をご覧ください。

報道提供資料 (PDF:1.23MB)