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令和6年度野生鳥獣による農林業被害額及び主な野生鳥獣の捕獲状況について(速報値)(鳥獣被害対策支援センター)

更新日:2025年8月27日 印刷ページ表示

 群馬県内における令和6年度の野生鳥獣による農林業被害額は545,043千円とほぼ前年並みでした。
 被害を及ぼしている主な野生鳥獣(5獣種)の捕獲総数は22,168頭、令和5年度比では108%と増加しました。

1 野生鳥獣による農林業被害額

(1)被害額 545,043千円(令和5年度比 100%)

  • 農業被害額 343,730千円(令和5年度比 107%)
  • 林業被害額 201,313千円(令和5年度比   90%)

(2)被害額増減の主な要因及び今後の被害対策の方向

  • 農業被害額は、令和5年度比で増加しました。主な要因は、被害額に占める割合が最も多いニホンジカの被害増加によるものです。
  • 林業被害額は、令和5年度比で減少しましたが、新規の植栽が減少したことなどが要因と考えられ、ニホンジカやカモシカによる苗木の食害や、ツキノワグマによる樹皮剥ぎ被害が継続しています。
  • 引き続き「捕る」「守る」「知る」の各対策について、総合的に取り組みます。

2 主な野生鳥獣の捕獲状況

(1)捕獲総数 22,168頭(令和5年度比 108%)(5獣種合計)

  • ニホンジカ 15,320頭(令和5年度比 116%)
  • ニホンザル 631頭(令和5年度比 99%)
  • カモシカ 0頭(令和5年度比 -%)
  • イノシシ 5,785頭(令和5年度比 92%)
  • ツキノワグマ 432頭(令和5年度比 94%)

(2)捕獲数増減の主な要因及び今後の捕獲対策の方向

  • ニホンジカ捕獲数の増加要因としては、捕獲の強化に加え、冬の積雪量の増加による行動抑制や足跡など痕跡の明瞭化により捕獲しやすくなったことなどが考えられます。ニホンジカによる農林業被害は依然として多いことから、引き続き捕獲強化に取り組みます。
  • イノシシ捕獲数の減少要因としては、豚熱の影響等により減少した個体数が増加に転じたものの、依然として少なく、捕獲しにくいことなどが考えられます。豚熱感染の拡大が危惧される状況を踏まえ、引き続き捕獲対策に取り組みます。

問合せ先

【対策全般】鳥獣被害対策支援センター 電話027-371-0003
【農業被害】蚕糸特産課鳥獣害対策係 電話027-226-3091
【林業被害】林政課森林整備係 電話027-226-3221
【捕獲状況】自然環境課野生動物係 電話027-226-2874