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令和7年度新規就農者実態調査結果について(農業構造政策課)

更新日:2025年10月27日 印刷ページ表示

【報道提供資料】令和7年度新規就農者実態調査結果について (PDF:581KB)

令和7年度新規就農者実態調査結果について

1 目的

次代を担う新たな就農者の確保・育成対策などの基礎資料とするため、昭和54年度から毎年度新規就農者実態調査を実施しています。

2 調査方法

令和6年8月2日から令和7年8月1日の間に就農した「45歳未満」及び「45歳以上65歳以下」の新規就農者について、市町村・農業委員会、農業協同組合等から得た情報をもとに調査をしました。

3 調査結果

(1)45歳未満の新規就農者

  • 令和7年度の45歳未満の新規就農者は172人となり、昨年度の178人から6人減少しました。
  • 一方で、新規参入者は53人となり、過去最高となりました。
  • 経営部門別では、畜産での就農者が前年より5人増加しました。
18歳以上45歳未満の新規就農者数一覧
経営部門別 就農形態別 うち有機農業
自営就農者 雇用就農
農家子弟 新規参入
園芸

(73%)

126 99 51 48 27 4
畜産 (13%) 23 5 5 0 18

0

米麦 (3%) 7

6

3

3

1 0
その他 (10%) 16 14 12 2 2 0

(100%)

172 124 71 53 48 4
令和6年度との差 -6 0 -1 +1 -6 -8
令和6年度 178 124 72 52 54 12

※1 新規参入者とは、非農家出身者が独立就農、または農家出身者が実家の経営資源を頼らずに独立就農した者。

※2 経営部門は園芸(野菜、果樹、花き)、畜産(酪農、肉牛、養豚、養鶏)、米麦(米、麦、その他穀類)、その他(複合経営(米麦+野菜等)、蒟蒻、菌茸等)に分類

※3 比率算出は四捨五入で表記。計と内訳は必ずしも一致しない。

(2)45歳以上65歳以下の新規就農者数

  • 45歳以上65歳以下の新規就農者数は67人であり、前年度の58人から9人増加しました。
45歳以上65歳以下の新規就農者数一覧
経営部門別 就農形態別 うち有機農業
自営就農者 雇用就農
農家子弟 新規参入
園芸 (78%) 52 47 23 24 5 9
畜産 (7%) 5 0 0 0 5 0
米麦 (6%) 4 4 3 1 0 0
その他 (9%) 6 5 5 0

1

0
(100%) 67 56 31 25 11 9
令和6年度との差

+9

+9 +6 +3 0 +5
令和6年度 58 47 25 22 11 4

(3)有機農業者数

  • 有機農業に取り組む新規就農者は13人で、前年より3人減少しましたが、そのうち「新規参入者」は11人となり、前年度の7人から4人増加しました。
  • 上記の傾向は、環境に配慮した農業の推進や新規就農者確保の取組が成果として現れたものであり、こうした取組を継続し、群馬県農業の担い手確保に努めていきます。
有機新規就農者数一覧
有機新規就農者数 就農形態別
自営就農者 雇用就農
農家子弟 新規参入

45歳未満の有機新規就農者数

4 4 0 4 0
45歳以上65歳以下の有機新規就農者数 9 8 1 7 1
13 12 1 11 1
令和6年度との差 -3 -1 -5 4 -2
令和6年度 16 13 6 7 3

※4 有機農業とは、有機JAS認証の有無にかかわらず、化学肥料及び化学合成農薬を使用せず、遺伝子組換え技術も利用しない農業のこと。