※文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の調査情報を利用し、独自集計したものとなります。
1 調査対象児童生徒数(対象学校)
 ア 公立小学校 86,579人(301校)※義務教育学校含む
 イ 公立中学校 46,878人(156校)※義務教育学校、中等教育学校前期課程を含む
 ウ 公立高等学校 35,762人(66校)※中等教育学校後期課程を含む
 エ 公立特別支援学校 2,257人(26校)
2 調査結果の主な特徴
(1)暴力行為
- 小・中・高等学校における暴力行為の発生件数は、379件(+96件)で、児童生徒1,000人当たりの発生件数は、約2.2件(+0.6件)である。
- 発生件数は、前年度調査に比べ、小・中・高等学校で増加している。
(2)いじめ
- 小・中・高・特別支援学校におけるいじめの認知件数は、4,678件(+348件)で、児童生徒1,000人当たりの認知件数は、27.3件(+2.6件)である。
- 認知件数は、前年度調査に比べ、小・中・高等学校では増加し、特別支援学校では減少している。
- いじめを認知した学校の割合は、小学校96.3%(+0.3%)、中学校92.9%(+2.0%)、高等学校90.2%(-2.5%)、特別支援学校80.8%(±0%)である。
(3)小・中学校の長期欠席(不登校等)
- 小・中学校における長期欠席児童生徒数は、6,368人(+353人)であり、このうち不登校児童生徒数は、4,731人(+31人)で、不登校児童生徒の割合は、3.54%(+0.11%)である。
- 不登校児童生徒数は、小学校では12年連続増加、中学校では11年ぶりの減少となっている。中学校の不登校生徒数は減少となっているが、割合としては増加している。
(4)高等学校の長期欠席(不登校等)
- 高等学校における長期欠席生徒数は、1,271人(+122人)であり、このうち不登校生徒数は、1096人(+39人)で、不登校生徒の割合は、3.06%(+0.14%)である。
(5)中途退学
- 高等学校における中途退学者数は、623人(-35人)であり、中途退学した生徒の割合は、1.7%(-0.1%)である。
3 調査結果の要旨
 以下の資料をご確認ください。
 調査結果の要旨 (PDF:309KB)