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4,746点の古文書・絵図を新たに公開しました!(文書館)

更新日:2025年12月19日 印刷ページ表示

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群馬県立文書館では、1年につき約1万点の古文書を数回に分けて新たに公開しています。
このほど、新たな古文書・絵図を閲覧いただく準備ができましたので、御案内します。今回閲覧可能となる文書は次のとおりです。
 
1 今回公開した古文書・絵図
ア  碓氷郡松井田町五料(現安中市) 中島徳造家文書(4,605点) 
江戸時代に本家のお西と共に茶屋本陣(お東)が置かれ、お西と交代で五料村の名主を世襲してきた中島家に伝来した文書で、今回が第7次公開となります。今回の公開分は、近世文書が約1,100点、近現代文書が約3,500点です。この公開で中島家文書のうち、22,132点が閲覧可能となりました。
近世文書には、入之湯(霧積温泉)への入湯に関わる通行手形や家出人捜索に関わる史料が含まれます。五料村の女性が、縁切寺満徳寺へ離縁を願って駆け込んだ際の顛末書も確認できます(右上写真)。近現代文書は軍事郵便などの書簡・はがきが多く、昭和14年に起こったノモンハン事件について、現地ノモンハンの様子を伝える戦況報告など、貴重な史料が多く残されています(右中写真)。
イ  吾妻郡嬬恋村大笹 栃原まつ江家文書(マイクロ紙焼き121点)
ウ 吾妻郡嬬恋村大笹 栃原仙次郎家文書(マイクロ紙焼き20点)
大笹関所の関所番人を勤めた栃原家に伝わった史料です。信州街道や大笹関所に関わる重要な近世史料を御覧になれます(右下写真)。
※複製本による公開です(原本ではありません)
2 場 所 群馬県立文書館(もんじょかん) 
2階 閲覧室 (前橋市文京町3丁目27-26)
3 時間等 開館時間:9:00~17:00 休館日:月曜日、月末日、国民の祝日
4 その他 撮影は無料(スマートフォンやカメラをお持ちください。)。複写は1枚につき、白 黒は10円、カラーは50円。『ぐんまの古文書 続編』(1,009円)等も販売中。
群馬県立文書館では、現在、約30万点の古文書(原本)、約5万5千点のマイクロフィルム収集古文書、約7万点の群馬県史収集複製資料(ともに閲覧は複製本)等を公開し、県民の皆様をはじめ、広く一般の方々、研究者の方々などに御利用いただいており、歴史の確かな証拠である貴重な古文書や絵図の原本を直接手に取って御覧いただくことができます。
詳しい御利用方法、収蔵資料の目録、最新情報等は、当館ホームページで御確認ください。