本文
中学校英語「読むこと」「書くこと」「聞くこと」は4月20日(月曜日)~4月23日(木曜日)のうち1日
中学校英語「話すこと」は4月24日(金曜日)~5月29日(金曜日)のうち1日
| 対象学校数 | 児童生徒数 | |
|---|---|---|
| 小学校(第6学年) | 296校 | 約13,800人 |
| 中学校(第3学年) | 156校 | 約13,600人 |
| 平均正答率(%) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 本年度 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 | ||
| 国語 | 本県 | 61 | 66 | 67 | 67 |
| 全国 | 60.9 | 66.8 | 67.7 | 67.2 | |
| 算数 | 本県 | 54 | 56 | 62 | 61 |
| 全国 | 56.4 | 58.0 | 63.4 | 62.5 | |
| 平均正答率(%) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 本年度 | 令和7年度 | 令和6年度 | 令和5年度 | ||
| 国語 | 本県 | 65 | 55 | 59 | 71 |
| 全国 | 63.9 | 54.3 | 58.1 | 69.8 | |
| 数学 | 本県 | 57 | 48 | 53 | 51 |
| 全国 | 57.0 | 48.3 | 52.5 | 51.0 | |
| 英語 | 本県 | 505(※) | 47 | ||
| 全国 | 499(※) | 45.6 | |||
○各年度の平均正答率は、文部科学省が公表した数値を示している。
| 国語 | 問題の区分のうち、「言葉の特徴や使い方に関する事項」における平均正答率は全国平均を上回った。「読むこと」の領域における設問では、読んで考えたことと自分の経験とを結び付けてまとめることに成果が見られた。一方で、文章の中から必要な情報を取捨選択したり、複数の情報を整理して捉えたりすることに課題が見られた。また、児童質問調査では、国語の勉強が「得意」「好き」と回答した児童は、全国平均を上回った。 |
|---|---|
| 算数 | 平均正答率が全国平均を上回る領域はなかった。個別の設問では、立方体の求積や帯グラフの読み取りなど、基本的な技能に関わる設問で全国平均を上回った。一方で、体積の意味や割合に関わる数値の関係など、概念的な理解に関わる設問で課題が見られた。児童質問調査では、「算数の勉強が好き」など、全ての質問項目で肯定的な回答が全国平均を上回った。 |
| 国語 | 問題の区分全てにおいて、平均正答率が全国平均を上回った。「書くこと」の領域における設問では、自分が書いた表現について、読み手からのアドバイスを踏まえて、よい点や改善点を見いだすことに成果が見られた。一方で、「話すこと・聞くこと」の領域において、集めた材料を整理し、伝え合う内容を検討することや、「読むこと」の領域において、文章を読んで理解したことに基づいて自分の考えを確かなものにすることに課題が見られた。 |
|---|---|
|
数学 |
「図形領域」と「データの活用領域」の平均正答率が全国平均を上回った。個別の設問では、箱ひげ図の読み取りや、度数分布多角形を使った説明など、データを活用して問題解決することに成果が見られた。一方で、既に解決した問題を手掛かりに数に関わる新たな性質を見いだすことや、累積度数の意味理解に関わることに課題が見られた。 |
| 英語 | IRTスコアは、全国と同程度であった。「聞くこと」の領域や「読むこと」の領域におけ る設問では、日常的な話題について、概要を聞き取ったり、必要な情報を読み取ったりす ることに成果が見られた。一方で、「読むこと」領域における設問のうち、短い文章を読み、 その概要や要点を捉えることに課題が見られた。 |
<その他>
無回答率については、小中学校ともにほぼ全ての設問で全国平均より低くなっている。
○各教科で全国平均と比較し、上回った中の上位2項目、下回った中の下位2項目を表に記載する。
| 教科 | 分類 |
正答率 (全国比較) |
設問 | 出題の趣旨 |
|---|---|---|---|---|
| 国語 | 上位 | 49.4%(+4.2) 82.7%(+2.7) |
2三イ ア |
・学年別漢字配当表に示されている漢字を文の中で正しく使うことができるかどうかをみる |
|
78.9%(+2.5) |
3三⑵ |
・文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えをまとめることができるかどうかをみる | ||
| 下位 | 55.9%(-2.0) | 2一 | ・筋道の通った文章となるように、文章全体の構成や展開を考 えることができるかどうかをみる | |
| 53.6%(-2.0) | 3二 | ・情報と情報との関係付けの仕方、図などによる語句と語句との関係の表し方を理解し使うことができるかどうかをみる | ||
| 53.1%(-2.4) | 3三(1) | ・目的に応じて、必要な情報を見付けることができるかどうかをみる | ||
| 算数 | 上位 | 74.6%(+1.9) | 1(1) | ・立方体の体積の計算による求め方について理解しているかどうかをみる |
| 94.9%(+0.4) | 3(1) | ・小数が整数と同じ十進位取り記数法の仕組みで表されていることを理解し、条件に合う小数をつくることができるかどうかをみる | ||
| 75.3%(+0.4) | 4(4) | ・帯グラフの特徴と用い方を理解し、およその割合を読み取ることができるかどうかをみる | ||
| 下位 | 29.7%(-4.5) | 2(4) | ・基準量、比較量、割合の関係が正しく表されている図を選ぶことができるかどうかをみる | |
| 34.8%(-5.3) | 1(3) | ・体積の意味について理解しているかどうかをみる |
| 教科 | 分類 |
正答率 (全国比較) |
設問 | 出題の趣旨 |
|---|---|---|---|---|
| 国語 | 上位 | 45.5%(+5.7) | 3一 | ・文脈に即して正しく漢字を書き、語句を文章の中で使うことができるかどうかをみる |
| 47.9%(+2.9) | 3四 | ・表現の工夫とその効果について、読み手からの助言を踏まえ、よい点や改善点を見いだすことができるかどうかをみる | ||
| 下位 | 38.2%(-0.7) | 4四 | ・文章を読んで理解したことに基づいて、自分の考えを確かなものにすることができるかどうかをみる | |
|
66.9%(-1.6) |
2一 | ・目的や場面に応じて、集めた材料を整理し、伝え合う内容を検討することができるかどうかをみる | ||
| 数学 | 上位 | 34.5(+2.6) | 9(3) | ・データの傾向を的確に捉え、判断の理由を度数分布多角形の特徴を基に説明することができるかどうかをみる |
| 77.4%(+1.6) | 9(2) | ・箱ひげ図と四分位数の対応について理解しているかどうかをみる | ||
| 下位 | 44.8%(-1.2) | 9(1) | ・累積度数の意味を理解しているかどうかをみる | |
| 43.1%(-1.5) | 6(3) | ・統合的・発展的に考え、事柄の特徴を数学的な表現を用いて説明することができるかどうかをみる | ||
| 英語 | 上位 | 52.3%(+8.5) | 4 | ・日常的な話題について、話を聞き、概要を捉えることができるかどうかをみる |
| 68.5%(+4.7) | 8 | ・日常的な話題について、自分の置かれた状況などから判断して、必要な情報を読み取ることができるかどうかをみる | ||
| 下位 | 47.3%(-0.2) | 10(1) | ・社会的な話題について、短い文章を読み、要点を捉え、考えとその理由を書くことができるかどうかをみる | |
| 47.8%(-1.2) | 9 | ・日常的な話題について、短い文章を読み、概要を捉えることができるかどうかをみる |
児童生徒質問調査においては、本県の多くの児童生徒が将来の夢や目標の有無に対して肯定的に回答している。また、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組むことに対しても、肯定的な回答が多い。これは、学校質問調査における、学校の回答とも一致している。一方で、学校質問調査において、近隣等の小学校と中学校との、教科の教育課程の接続や、教科に関する共通の目標設定等、教育課程に関する共通の取組に課題が見られた。
以下の通り、市町村教育委員会、小中学校長会等と連携して、授業改善や生徒指導の充実に取り組んでいく。
エ―ジェンシーを発揮する「自律した学習者」の育成を目指し、能動的で他者と協働した学びを推進する。また、「学校エージェンシーを発揮する授業改善プロジェクト」の授業改善推進校(5校)において、エージェンシーを発揮して児童生徒一人一人が自律的に学ぶ中で各教科等の目標に迫る授業の具現化に向けた実践研究を行う。その周知に向けては、小中学校教員や教育行政関係者対象の公開授業を参集とオンラインのハイブリッドにより開催するとともに、授業のハイライト動画を作成し、公開する。
分析委員会に教科分析部会と質問調査分析部会を設置し、各教科の調査問題における結果、児童生徒質問調査及び学校質問調査における結果から、本県の成果・課題を捉え、今後の授業改善、生徒指導及び人権・キャリア教育に係る分析を行う。
児童生徒の学習改善や教職員の授業改善を支援・推進するため、全国学力・学習状況調査学習サポート動画を作成し、6月からtsulunosにて学校向けに限定配信を開始している。調査問題の解説だけでなく、考え方のポイントなどを説明している。
全国学力・学習状況調査の分析結果を各学校の改善・充実に生かすため、分析委員会の各部会で作成した結果分析に基づいて、「全国学力・学習状況調査を活用した授業改善説明会」を開催する。県内の教職員や教育行政関係者を対象に、9月7日、10日の15時20分~16時30分に開催予定。調査全体に関わる説明を各部会の前に行い、国語、算数・数学、英語、質問調査の部会ごとに10~15分で、授業改善や学校運営に関するポイントを説明する。校内研修全体会や教科部会、自己研修等で活用できるような時間を設定した。なお、分析委員会で作成した資料を各学校で有効に活用し、今後の授業改善に向けた対応策を具体的に検討していくよう促す。(義務教育課HPに掲載予定)
小学校長会、中学校長会理事研修会等で「全国学力・学習状況調査を活用した授業改善説明会」の周知や、調査結果等の課題を踏まえた取組の検討を依頼する。
総合教育センターにおいて、調査結果を十分に生かし、今日的な教育課題に対応した研修内容及び研修方法の充実を図る。
また、各市町村教育委員会や、小学校長会、中学校長会理事研修会等を通じて、現在、総合教育センターにおいて実施している教職員向け研修を有効活用するよう周知する。
国から送付された各市町村の結果を、国や県全体の結果と比較するなどして、各市町村教育委員会の課題を明確にし、教育施策の改善に取り組む。