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(注1)フェロモントラップへの誘殺数
発生状況を調査するために設置したわな(トラップ)により、実際に捕まえた虫の数を指します。この数値は、害虫の発生量を把握するための目安として活用します。
今回は、チャバネアオカメムシの集合フェロモンを用いて、誘引し捕獲するフェロモントラップを用いました。
チャバネアオカメムシについて、県内で以下の状況が確認されています。
フェロモントラップへの誘殺数(以下「誘殺数」)は、平年と比較できる6地点のうち、5地点で誘殺数が平年に比べて約2~12倍となっています。このうち、高崎市箕郷町、渋川市及び中之条町では誘殺数が7月に急増した後、8月以降も平年を上回る状況が続いており、高崎市上里見町と高崎市高浜町では、誘殺数が8月に急増しました。
平年と比較できない東吾妻町でも、誘殺数が8月に入ってから急増しています。
沼田市に設置した予察灯への誘殺数(注2)は、8月に入ってから急増し、平年に比べて約2倍になっています。
本年の誘殺数は、多発生した令和6年並み又はそれより少ない状況ですが、平年に比べて多く、今後1か月は果樹カメムシ類の活動に適した高温が予報されており、果樹園での多発生及び果実への被害が発生するおそれがあります。
(注2)予察灯への誘殺数
虫が光に集まる習性を利用して、夜間にライトを点灯し集まる虫を捕獲する装置(予察灯)で、実際に捕まえた虫の数を指します。フェロモントラップへの誘殺数と同様に、この数値は、害虫の発生量の目安として活用します。
令和8年の「果樹カメムシ類の注意報」は、国内で最初に注意報が発表された3月25日以降(佐賀県)、8月31日までの間に、31府県で43報が発表されています。関東では、5月14日に栃木県、5月27日に千葉県が発表しています。
令和8年の「果樹カメムシ類に関する情報」は、本年、21府県で35報が発表されています。関東では、5月20日に茨城県が発表しています。
県では、3月3日に、「令和8年の果樹カメムシ類(チャバネアオカメムシ)越冬量調査結果」を公表、5月28日と7月28日に注意報を発表し、農家や農業関係者に、注意を呼び掛けています。