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精神医療センターつれづれ便り |平成26年6月

更新日:2022年11月2日 印刷ページ表示

第2回防災・防火講習会を開催しました

講習中

 院内の消防防火設備を理解してもらい、いざという時に備えるため、2014年6月4日今年度2回目の「防災・防火講習会」を開催しました。
消火器や消火栓の取扱い方法、火災報知器・スプリンクラーの復旧方法等について学習しました。
みなさん、消防法で個人の家にも「火災警報器」の設置義務が規定されているのをご存知ですか?

消火栓

 消火器・屋内消火栓は初期消火に大変有効なので、使用方法を覚えておくと役立ちます。
当センターでは非常時に備え、年間を通じて講習会や訓練を実施し、患者さんの安全確保に努めています。

「土曜学校」が開催されました

講演風景

 6月7日、当センター大ホールで「土曜学校」が開催され、須藤友博第一診療部長が「明日へむかう回復支援」をテーマに講演し、約50人の参加者に聴いていただきました。

講演

 土曜学校は、精神しょうがい者の家族のための【勉強の場】【交流の場】として、毎月第1土曜日の9時半から開催されているもので、「群馬県こころの健康センター」の浅見所長を代表に、土曜学校運営グループが主催しています。
詳しくは、精神医療センター医療福祉課までお問い合わせください。

第39回群馬精神医学会で当院医師2名が発表を行いました

群馬精神医学会1

 平成26年6月7日に第39回群馬精神医学会が開催され、当センターから芦名孝一医療局長と両角智子医長の2名ががそれぞれ発表をしました。
芦名先生は、「当県の医療観察法入院対象者における入院処遇の長期化の因子として入院前の状況についての検討」を発表しました。

群馬精神医学会2

 両角先生は「広汎性発達障害の成人例についてのチーム医療の効果」についての発表をしました。
忙しい臨床の中、まとめる作業は大変ですが、日頃の臨床の中で気づいたことを発信することは今後の医療においてとても重要なことです。医局としても、新たな知見をどんどん発表していきたいと思います。芦名先生、両角先生、お疲れ様でした。

「精神保健福祉法研修会」を開催しました

スライド画面

 6月11日、当センター大ホールで「精神保健福祉法研修会」を開催しました。
この研修は毎年職員全員を対象に開催しており、今回は精神保健福祉法と群馬県の精神科医療体制について、赤田院長の講義を受けました。
日本における精神科医療黎明期の実情から、司法・行政・医療の連携に基づく精神科救急「群馬モデル」について幅広く勉強する機会となりました。

6月の「四季折々御膳」です

四季折々御膳

当センターでは、入院患者さんに季節を感じていただけるように、月に一度「四季折々御膳」を提供しています。(6月12日)
水無月の献立

  • ゆかりご飯
  • 冷や汁(そうめん)
  • タラの塩麹焼き パプリカ添え
  • トマトのサラダ
  • 手づくり杏仁豆腐

蒸し暑い季節になりました。さっぱりとして、食欲が増すよう工夫しました。冷や汁は、群馬の一部地域に伝わる夏の郷土料理です。冷たい味噌仕立てのだし汁に胡瓜、すり胡麻、ミョウガをたっぷりと入れて、お好みの麺をいただきます。今回のスイーツは手作りの杏仁豆腐。キウイなどの果物が彩りを添えます。「冷や汁」は宮崎県の郷土料理としても有名ですが、群馬との大きな違いは、宮崎はご飯にかけるのに対し、群馬はそうめんやうどんを入れるところにあるようです。

綺麗なバラの花をいただきました。

バラ

 当センターの近くでバラ農家を営む樋口さん(ひぐちばら園)より綺麗なバラの花籠と病棟用のバラをいただきました。(6月13日)
いただいたバラは、外来待合室や病棟の面会室などに飾らせていただいています。
樋口さんは、毎年当センターの患者さんのためにと、バラの花を届けてくれますが、群馬県庁で開催される「群馬県花品評会」でも入賞されるほどの実力者です。
患者さんだけでなく、私たち職員の気持ちも晴れやかにしてくれる樋口さんのバラに感謝です。

「トビラ」の上映会を開催しました。(2014年6月18日/19)

上映会

 6月18日・19日の2日間、当センターの大ホールで、メディ・シネマ「トビラ」の上映会を開催しました。
この会は、統合失調症と、精神科におけるチーム医療について理解を深めるために取り組んだもので、勤務時間終了後の職員が多数参加しました。

群馬テレビ「メディカルアイ」に当センター医師が出演しました。(2014年6月19日)

メディカルアイ

 6月19日、当センターの相原第二診療部長が、群馬テレビの報道番組「ニュースeye8」に出演し、「健康づくりのための睡眠指針2014」(厚生労働省)<外部リンク>について、解説しました。
この指針は、より充実した睡眠について12箇条のポイントにまとめられています。睡眠について正しい知識を身につけ、定期的に自らの睡眠を見直して、適切な量の睡眠の確保、睡眠の質の改善、睡眠障害への早期からの対応によって、事故の防止とともに、からだとこころの健康づくりを目指そうとするものです。
指針の詳細につきましては、厚生労働省のホームページを御覧ください。

群馬県警察学校の学生が研修のため来院されました。(2014年6月23日)

警察学校研修

 6月23日、群馬県警察学校の学生・教員あわせて50名の皆さんが、研修のため当センターに来院されました。
前半は、「群馬県の精神科医療体制と治療の現状について」というテーマで、赤田院長の講義を受け精神科の現状を学んでいただきました。
後半は、3班に分かれて院内を見学し、精神科治療現場の実情を見ていただきました。
しっかり学び見識を拡め、立派な警察官になっていただきたいと思います。

ボディチェック

 医療観察法病棟はセキュリティーが厳しいです。警察官になったら、ボディーチェックをすることはあっても、されることはなかなか無いと思います。
このような体験も、今後の業務に活かしていただければ幸いです。

バーチャルセデーションの様子(2014年6月26日)

バーチャルセデーション

 右の写真は看護部の教育委員会主催の新人研修の様子です。
バーチャルセデーションという装置を使い、薬が効き過ぎている状態を擬似体験しました。

 体験することで、患者さんの状態やつらい思いを知り、より良い看護につなげていけると考えています。私たちも看護の質の向上をめざして日々頑張っています。

薬剤部主催の院内学習会を開催しました(2014年6月27日)

研修会

 「診療報酬改定と向精神薬の減算について」というテーマでインターネットを通じたWeb学習に取り組みました。
薬剤師はもとより、看護師、医療事務、事務局職員も含む様々な職種の病院スタッフが参加し、患者さんのサービス向上や病院経営について学習しました。

カラフルなスタッフステーション(2014年6月30日)

スタッフステーション

 医療観察法病棟の患者さんが作業療法で作った作品です。
梅雨のじめじめした暗いイメージを明るいカラフルな色使いで楽しく表現してくれました。スタッフステーションを明るい雰囲気で和ませています。

 色はこころの状態に影響を与えると言われています。自分の気になる色は何色かによって今のこころの状態が判るとも言われていますが・・・。
あなたは、今、どんな色をイメージしていますか?

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