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ジャガイモによる食中毒に注意!

更新日:2018年5月21日 印刷ページ表示

ジャガイモの栄養成分と有毒成分

 ジャガイモの主成分は「でんぷん」で、エネルギー源になるほか、ビタミンC,B1,B6,ナイアシン等のビタミン類を豊富に含みます。また、カリウムや食物繊維も豊富です。
 一方、天然毒素であるソラニンやチャコニンを微量に含み、特に芽(芽とその芽の根元)や皮(特に光が当たって緑色になった部分)に毒素が多く含まれます。また、家庭菜園などで作られた未熟で小さいジャガイモも、毒素を多く含んでいます。
 そのため、ジャガイモを食べるときは、天然毒素を多く含む部分を避ける必要があります。
 ジャガイモを食べたあと、「吐き気や下痢、おう吐、腹痛、頭痛、めまい」などの症状が現れたときは、すみやかに医療機関を受診しましょう。

芽が出たジャガイモと緑色のジャガイモの写真
~写真:農林水産省ホームページより~

購入・保存するときの注意

  1. 芽が出ているものや皮に緑色の部分があるものは買わない
  2. 家庭での長期保存を避けるため、その都度、必要な量を購入する
  3. 暗くて涼しい場所に保管する ※冷蔵保存する必要はありません

食べるときの注意

じゃがいもの芽を取る、皮をむくの画像

  1. 芽が出ているものは、芽の根元の部分も含めて取り除く
  2. 皮に緑色の部分があったら、厚めに皮をむく
  3. ジャガイモはできるだけ皮をむいて食べる
  4. 未熟で小さいイモは皮ごと食べない、たくさん食べない
  5. 苦みを感じたら食べない

調理師・製菓衛生師