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地域リーダー育成事業 令和元年度開催結果

更新日:2019年9月9日 印刷ページ表示

1 日時

  • 【東毛地区】令和元年7月26日(金曜日)9時30分~12時00分
  • 【中毛地区】令和元年8月1日(木曜日)9時30分~12時00分

2 会場

  • 【東毛地区】太田市民会館
  • 【中毛地区】群馬会館

3 内容

講義1

「正しく知ってる?食物アレルギー」

 講師 群馬大学大学院医学系研究科小児科学分野
 教授 荒川 浩一 氏

講義2

「学校給食の危機管理」

 健康体育課学校安全・給食係 渡邉 靖江 指導主事

4 参加者

栄養教諭、学校栄養職員、調理員、給食センター職員等の学校給食関係者

  • 【東毛地区】359名
  • 【中毛地区】220名

 今年度は、県教育委員会健康体育課との共催により、「食物アレルギー」をテーマとした研修会を東毛及び中毛の両地区で開催しました。当研修会は、栄養教諭、給食調理員、給食センター職員等の学校給食関係者を対象に、食物アレルギー及び学校給食における衛生管理に関する知識拡充、意識向上を目的としたものです。講師に群馬大学の荒川浩一教授を迎え、食物アレルギーに関する最新の知見と学校現場で求められる対応について、お話をいただきました。

荒川教授による講演(東毛地区)写真
荒川教授による講演(東毛地区)

渡邉指導主事による講義(中毛地区)写真
渡邉指導主事による講義(中毛地区)

5 アンケート結果

 両日の参加者アンケートでは、荒川教授の講演について、92%の方に「理解できた(概ね理解できたを含む)」との回答をいただきました。また、89%の方に「職場や家庭等で情報共有する際の参考になった」との回答をいただきました。
 以下、参加者の感想です。

  • 食物アレルギーの子供が増えており、気を付けて向き合っていかなければいけないことに気づかされた。
  • 群馬県の症例としてお話しいただいた、リンゴによる食物依存性運動誘発アナフィラキシーが非常に気にかかりました。学校内での研修において、情報共有をしたいと思います。
  • 勤務先の学校でも大豆アレルギー、卵アレルギーなどの対応をしているので、とても勉強になりました。アレルギーは確認が大切なので、他のものと混ざったりしないよう、アレルギー事故を防ぎたいと思います。
  • 今回学んだことを2学期までに調理員さんと確認・改善していきたいと思います。
  • 基本を忘れず、きめられた事を守り業務したいと改めて思った。年々の改定になっているものもあるので研修会は大切だと思った。

 両日とも、多くの学校給食関係者に参加していただき、満足の声も多く、大変好評な研修会となりました。
 今後も食の安全に関するさまざまなテーマでの研修会を開催して参ります。


調理師・製菓衛生師