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令和元年度食の現場親子リポーター記事(ペットボトル再生ユニホーム)

更新日:2019年9月25日 印刷ページ表示

タイトル

ペットボトル再生ユニホーム

リポーター

桐生市立菱小学校 5年 河村 眞希

取材先

サントリープロダクツ榛名工場

リポート

「ええっ。これがペットボトル?」

7月29日、お母さんと妹といっしょにサントリープロダクツ榛名工場へ見学に行きました。

榛名工場では、緑茶の「伊右衛門」、コーヒーの「ボス」などを作っています。その量は1年間に11億本、サントリーグループの中でも最大、日本でも最大の量だそうです。工場の中では、たくさんの機械が自動化されていて、てっていした品質と鮮度が管理されていることを教えてもらいました。私たちが、見学させてもらった時は、ラインの検査などで、実際に動いている所を見ることができませんでしたが、えい像で、作られる工程を見せてもらったら、とてもすごい速さで商品が作られていて、おどろきました。このようにして作られた飲み物なら、安心して、おいしく飲めると思いました。

私が、見学した中で、一番印象に残ったことは、サントリープロダクツ榛名工場では、地球かんきょうにやさしい取り組みをしているという所です。工場では、はいき物を約30種類に分別して、100パーセント再しげん化をしています。例えば、アルミかんはアルミ地金に、スチールかんは、製鉄げん料に、ペットボトルは、たまごパックなどのペットシート材に、コーヒーや、茶葉のかすは、ゆうきしつたいひに再しげん化しています。また、ペットボトルの、リサイクル製品の積極的使用をしており、ペットボトルをフレーク→ペレット→リサイクルめん→糸にして、工場の人たちの作業服を作っています。2リットルのペットボトルを26本使用して、工場の人たちの作業服(上下)ができるそうです。

こんなにかたいペットボトルがやわらかい糸や服に変わるなんでおどろきました。不思議で、かざってあった、ペットボトルからできた糸をさわってみたら、とても、ふわふわしていました。その後、工場で着ている作業服を着させてもらいました。着てみたら、はだざわりが良くて、気持ちが良かったです。

このように、100パーセントリサイクル化をしているサントリープロダクツ榛名工場は、私たちの食の安全を考えるだけではなく、これからの地球のことまで考えて商品をてい供しているなんてすばらしいと思いました。そして、工場が群馬県にあることをほこりに思います。

最後に、工場見学のときに、「伊右衛門」のおいしい飲み方を教えていただきました。500ミリリットルペットボトルのまん中を持って、半円をえがくようにふると、中に入っているまっ茶が均等になり、おいしく飲めるそうです。私も、ぜひ、伊右衛門を飲むときは、ためしてみたいです。



調理師・製菓衛生師