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輸入食品安全・安心Q&A

更新日:2024年10月2日 印刷ページ表示

輸入食品の安全性確保のための取り組みを、「輸入食品安全・安心Q&A」として紹介します。

Q1輸入食品はどのくらい日本に入ってきていますか。また、どの国からの輸入が多いのですか。

A1 令和5年度の輸入食品等の届出件数は235万件、輸入重量は 2,987万トンでした。また、国別にみると、届出件数では中国、フランス、輸入重量ではアメリカ、中国が多くなっています。

Q2輸入食品の安全性はどのようにチェックしているのですか。

A2 国及び各都道府県等は緊密な連携のもと、輸出国、輸入時(水際)、国内流通の各段階において衛生対策や監視指導、抜き取り検査等を実施することにより、輸入食品の安全性の確認を行っています。

Q3輸入食品について、日本では全体の約1割しか検査していないと聞きますが、食の安全は十分確保されているのですか。

A3 日本では、食品ごとのリスクに応じて計画的に検査を行うことにより、効率的・効果的に輸入食品等の安全性確保を図っています。
また、違反の可能性が高いと判断される食品については、輸入の都度、全ロットの検査を行っています。

Q4中国産輸入食品の安全性が気になるのですが。

A4 中国から輸出される食品は、輸出先の基準等に適合するように、出入国検査検疫当局(海関総署)が、原料の生産業者や最終製品の製造・加工業者の登録、輸出前検査等の監督・管理を行い、輸出される食品の安全性を確保しています。
なお、中国の違反割合が特に高いという状況ではありません。

Q5かんきつ類やバナナに使用されている防かび剤等の規制はどうなっているのですか。

A5 収穫後のかんきつ類等に使用される防かび剤は、食品添加物として使用基準が設定され、違反する食品は輸入・販売が禁止されています。

Q6日本において認められていない食品添加物を使用した食品が日本に輸入されることはありませんか。

A6 日本で認められていない食品添加物を使用している場合には、輸入することができません。

Q7輸入農産物の残留農薬の基準が輸出国と日本で違う場合、どちらの基準が適用されますか。

A7 日本の基準が適用されます。

Q8群馬県では輸入食品の安全性確保について、どのような取り組みを行っているのですか。

A8 群馬県では、「群馬県食品衛生監視指導計画」に基づき、輸入食品の検査や県民への的確な情報提供など、輸入食品の安全性確保を推進しています。

​より詳しい内容は、PDFファイル「輸入食品安全・安心Q&A」 (PDF:1.19MB)でご覧になれます。

輸入食品安全・安心Q&A表紙画像

参考


調理師・製菓衛生師