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鳥インフルエンザに関する情報 ~鶏卵・鶏肉の安全性~
令和6年1月1日、県内の農場において、高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されました。
国内の現状において、鶏の肉や卵を食べることにより、ヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染する可能性はないと考えられています。
根拠のない噂などにより混乱することなく、正確な情報に基づいて冷静に対応していただきますようお願いします。
- 鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染するためには、ヒトの細胞表面の受容体(ウイルスの受け皿のようなもの)に結合しなくてはなりません。ヒトの受容体は鳥の受容体とは異なるとされています。
- 鳥インフルエンザウイルスは酸に弱く、ヒトの体内で胃酸などの消化液により不活化(感染性が失われること)されると考えられます。
- 我が国においては、高病原性鳥インフルエンザが発生した場合には、感染鶏や同一農場の鶏は全て殺処分されるなどの家畜防疫上の措置が行われるため、本病に感染した鶏肉等が市場に出回ることはありません。
- 私達が普段口にしている鶏卵は、殺菌・消毒等の衛生管理が実施されています。鶏肉は、食鳥処理場で生体検査が実施されており、病気の疑いのある鶏は食用にされません。
- せっけんで手を洗うなど、日常的な感染症予防、食中毒予防を心がけましょう。
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