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有毒植物による食中毒に注意してください

更新日:2023年4月14日 印刷ページ表示

 毎年、山菜採りのシーズンには、誤って有毒な野草を採取したことが原因で食中毒が発生し、死亡事故も起きています。
 食用の野草と確実に判断できない植物は、絶対に「採らない、食べない、売らない、人にあげない、もらわない」を守って食中毒を予防しましょう!

食用と間違えやすい有毒植物は?

 スイセン、バイケイソウ類、イヌサフラン、トリカブトなどがあります。

食用と間違えやすい有毒植物一覧
植物名 間違えやすい植物の例 中毒症状
食用植物・葉 食用植物・球根
スイセン ニラ ノビル、タマネギ 吐き気、おう吐、頭痛、気持ちが悪くなる、下痢、よだれ、発汗、昏睡、低体温など
バイケイソウ類 ウルイ(オウバギボウシ)、ギョウジャニンニク   おう吐、下痢、手足のしびれ、めまいなどの症状が現れ、死亡することもある
イヌサフラン ウルイ(ギボウシ)、ギョウジャニンニク ジャガイモ、タマネギ おう吐、下痢、皮膚の知覚減退、呼吸困難
トリカブト ニリンソウ、モミジガサ   食後、10~20分以内でくちびる、舌、手足のしびれ、おう吐、腹痛、下痢、不整脈、血圧低下、けいれん、呼吸不全に至り死亡することもある

スイセンの写真
スイセン

バイケイソウ類の写真
バイケイソウ類

イヌサフランの写真
イヌサフラン

トリカブトの写真
トリカブト

厚生労働省ホームページ「有毒植物による食中毒に注意しましょう」より作成

食用かどうかを必ず確認!

  • 山菜に混じって、有毒植物が生えていることがあります。採取するときは一本一本確認して採り、調理の前にもう一度確認しましょう。
  • 新芽や根だけで種類を見分けることは困難です。見分けるのに迷ったら、採取をやめましょう。

身近な植物でも有毒成分をもつものがあります

アジサイ、スズラン、フクジュソウ、レンゲツツジ等には有毒成分が含まれています。身近な植物でもむやみに食べることはやめましょう。

野草や植物を食べて体調が悪くなったら?

すぐに医師の診察を受けましょう。

有毒植物による食中毒予防の鉄則

食用と確実に判断できない植物は

絶対に採らない!食べない!売らない! 人にあげない!もらわない!画像

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