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令和4年度「外国人日本語学習支援ボランティア養成講座」を開催しました

更新日:2023年2月22日 印刷ページ表示

外国人への日本語学習支援など、地域に住む外国人をサポートする「外国人の日本語キーパーソン」を養成する講座を開催しました。

日時

令和4年6月26日(日曜日)~令和4年11月20日(日曜日)(全11回)

場所

伊勢崎市民プラザ、伊勢崎市絣の郷

内容

講義内容

第1回

・ 群馬県における在住外国人及び外国人材の受入れの現状と課題
・ 在留資格について
・ 外国人日本語キーパーソンの意義・役割・心構え
・ 「やさしい日本語」の活用
・ Zoom の使い方
・ 聴き方、伝え方
第2回 ・ 「日本語指導者」としての心構え
・ 世界の言語から見た日本語の特徴
・ 日本語教育・指導で使われる重要な用語
・ ビジネスチャットツール スラックの使いかた
第3回 ・ 指導計画に必要な知識と準備
・ 授業の組み立て方(1)(導入・説明)
・ 補助教材を知る(1)
・ 著作権について
・ 「導入・説明」を実際にやってみる
第4回 ・ 授業の組み立て方(2)(様々な練習)
・ 補助教材を知る(2)
・ 有効な練習の組み合わせを考える
・ ドリルのやり方を体験する
第5回

・ 日本語能力試験対策のしかた
・ 技能別の指導のしかた
・ レベルチェックのしかた
・ プチ模擬授業

第6回 ・ 大人と子どもへの日本語支援のちがい
・ 就労者への日本語支援について
・ 評価と報告書の扱いについて
・ 教室運営やコース設定に係る知識
・ プチ模擬授業
第7回 ・ 社会制度、社会生活の基礎知識
・ デジタル社会と用語について
・ 会社の経営者から見た実態・要望
・ 外国人日本語ボランティアの体験について
・ 質疑応答
第8回 ・ 企業の「業種」による日本語支援の違い
・ 「製造業」で働く学習者への支援
・ 「サービス業」で働く学習者への支援
・ グループに割り当てられた業務遂行に必要不可欠な日本語の教材を考案する
第9回 ・ 教材研究:学習者に必要な教材の選び方
・ ICT教材の活用
・ オンライン授業の始め方
・ 模擬授業に向けて
第10回 ・ 模擬授業
・ フィードバック(学習者と実施者の感想)
第11回 ・ 模擬授業
・ フィードバック(学習者と実施者の感想)
・ 講座のまとめ

参加者

18名(ブラジル8名、中国5名、ペルー2名、ベトナム1名、ネパール1名、タイ1名)

講座の様子

 講座は、座学9回と模擬授業2回で構成されています。前半の座学では、日本語教育専門家の講師に加え、行政書士や外国人の日本語指導者、外国人企業経営者などゲスト講師を招き、講義を行いました。後半の模擬授業では、実際に授業を行い、授業実施後はグループ内で意見交換を行いました。

〈講義の様子〉

受講者が話している様子画像

〈模擬授業の様子〉

模擬授業をしている様子画像

 受講者からは、「ICT教育・オンライン授業のやり方など、たくさんの情報を教えていただいた」「日本語の授業をする上で、何を準備するか、流れについてどうすればいいかなどイメージできた」「実際に授業で使う手段をやってみて、自分の授業で改善するところが見つかった」といった感想をいただきました。受講者は、講座修了後も勉強会に参加し、日本語指導の疑問解決やレベル向上のための学びを行います。

令和4年度「外国人日本語学習支援ボランティア養成講座」参加者募集のページはこちら

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