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令和5年度「日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修」を開催しました

更新日:2024年3月31日 印刷ページ表示

地域の日本語教室で学習支援活動をしている方や、日本語学習支援に興味がある方などを対象に、群馬県立女子大学と連携して日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修を開催しました。

講座

日時・場所

【第1回】
 日時:令和5年9月28日(木曜日)13時00分~15時00分
 場所:オンライン(Zoom)

【第2回】
 日時:令和5年10月26日(木曜日)13時00分~15時00分
 場所:オンライン(Zoom)

内容

【第1回】
 
「学習者がもっと話したくなる・質問したくなる活動とは?-楽しさと学びをつなげる仕掛けを考える-」​
 講師:群馬県立女子大学 國澤 里美 准教授

  • 学習者と支援者が相互理解を深めるための工夫
  • ​​「もっと知りたい・伝えたい・共有したい」という気持ちをどのように活動・コミュニケーションに活かすか
  • 楽しさから学びにつなげるための仕掛け

【第2回】
 「教えない教え方について」​
 講師:関東学院大学 楊 廷延 准教授

  • 「教えない教え方」とは
  • 学習者がことばのルールを見つけて帰納的に学べるようにしていくための方法
  • ​​日頃の活動についての悩み相談

参加者

【第1回】 32名

【第2回】 30名

講座の様子

【第1回】
 講座では、講師による講話とグループでの意見交換を交互に行いました。まずは参加者の皆さんが実践しているアイスブレイクの方法について情報交換をし、次に講師から具体的な学習支援方法を紹介いただきました。その後、その学習方法を参加者方々が自分の活動に実際に取り入れることが可能か、グループで意見交換をしました。
 参加者の方からは、「専門家による講義とグループでの意見交換が両方あったのがよかった」「他の参加者の支援方法も知ることができた」「活動へのモチベーションが向上した」などの声をいただきました。

【第2回】
 講師が教材を使用して実際に日本語を教えるのを見て、教材の効果的な使い方や学習支援時の注意点を学びました。その後、講師が示した内容をどのように教えたらよいかグループで意見交換をし、講師からのフィードバックをいただきました。
 参加者の方からは、「『教科書を教えるのではなく、教科書で教える』という言葉が印象的だった」「具体的な内容で参考になった」などの感想をいただきました。

講演会

日時・場所

 日時:令和5年10月14日(土曜日)14時00分~16時00分
 場所:群馬県立女子大学

内容

 「「共生」をさまたげる「あいまいな日本語」」
 講師:群馬県立女子大学 山岡 健次郎 准教授

  • 地域の日本語教育における技術的な問題と文化的な問題
  • 日本文化の「あいまいさ」
  • 多文化共生のために必要なこと

参加者

 56名

講座の様子

​ 日本語のあいまいさや多文化共生をテーマにテーマに、対面で講演会を開催しました。日本語教育施策と外国人労働者、多文化共生の推進に必要なこと、地域日本語教室の可能性などについて、お話いただきました。
 参加者の方からは、「色々な角度から日本語について考えることができた」「普段聞くことのできないような話聞くことができた」「今後の活動に活かしたい」などの声をいただきました。

令和5年度「日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修」参加者募集のページはこちら

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