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桐生市、(公財)群馬県観光物産国際協会、桐生市国際交流協会との共催で、外国人住民のための防災訓練を実施しました。
令和6年11月2日(土曜日) 13時00分~16時15分
桐生市北体育館
【講義】
「日本の災害・避難所」(多文化共生マネージャー)
「身近な防災」(地域防災士)
【体験】
模擬避難所、防災用品・非常食、水消火器等
50名(外国人参加者36名、ボランティア養成講座参加者14名)
実際の避難所と同様に設置された会場で、まずは受付から体験しました。
次に、桐生市担当者や講師の先生から、日本や群馬で起こる災害や防災、避難所について「やさしい日本語」で説明していただきました。桐生市の地域防災士の方からは、身近な場所の話題を事例にした講話をいただきました。
その後、数種類の避難ブース、簡易ベッドを体験しました。初めて知る参加者も多いようで、熱心に体験していました。また、同時開催の「災害時外国人支援ボランティア養成講座」と合同で避難所巡回訓練を行いました。巡回に来たボランティアへ、避難所での困りごとや心配なこと、必要な情報や不足している物資などを伝える訓練をすることで、実際の避難所での状況がより想像しやすいようでした。
最後に、桐生市消防署の方から火事が起きたときの対応について講義をいただくとともに、消火器体験をしました。普段使うことのない消火器や、火事が起きたときにはどうすればよいか体験でき、皆さんの関心も高く積極的に体験していました。
参加者からは、「楽しかった。勉強になった」「火事が発生したときにどうすればよいのか分かった」「このような訓練を開催してくれてありがとうございます」などの感想をいただきました。