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令和7年度「日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修」を開催しました

更新日:2026年3月31日 印刷ページ表示

地域の日本語教室で学習支援活動をしている方や、日本語学習支援に興味がある方などを対象に、群馬県立女子大学と連携して日本語学習支援ボランティアスキルアップ研修を開催しました。

講座

日時・場所

【第1回】

 日時:令和7年9月18日(木曜日)13時30分~15時30分
 場所:群馬県立女子大学

【第2回】

 日時:令和7年9月25日(木曜日)13時30分~15時30分
 場所:群馬県立女子大学

内容

【第1回】

 「学習効率を上げる指導の工夫-記憶の仕組み-」​
 講師:群馬県立女子大学 地域日本語教育センター 准教授 野口芙美

  • 記憶の種類や仕組みについて説明し、実際に学習者の目線に立ち、自分にとって意味のない単語の羅列を記憶することが簡単ではないことを実感してもらった。また、短期記憶を長期記憶にするためのポイントについて話し、各自の現場でどのようなことができるかディスカッションしてもらった。
  • ​​語彙の処理や繋がりについて講義し、学習者の語彙量を増やすためにどんなことができるのかを考えてもらった。

【第2回】

 「学習の満足と継続のためにできること-動機づけ・ビリーフ・第二言語不安-」​
 講師:群馬県立女子大学 地域日本語教育センター 准教授 野口芙美

  • 各自が接している学習者が、なぜ日本語を勉強しているかを情報交換してもらい、動機づけの種類について整理した。
  • 動機づけは一つではなく複数のほうが学習の維持には効果的であること、そのためにどのようなことができるかグループで考えてもらった。
  • ビリーフについて説明し、自分自身のビリーフ、学習者のビリーフを振り返ってもらい、他の支援者や学習者とのビリーフにこれまで相違があったことがあったかどうかグループで話してもらった。
  • 第二言語を学習する際の不安について講義し、自身が外国語を学んだ際にどんな不安を感じたことがあったか振り返り、現場で不安を軽減する工夫について共有した。

参加者

【第1回】

 46名

【第2回】

 46名

講座の様子

 4名ずつのグループに分け、講座を行いました。
 参加者の方からは、「記憶の仕組みについて学ぶことができ、とても勉強になった。意味のない語彙を覚えることの難しさを実感した。」「翌日の日本語支援で、言葉の連想ゲームを取り入れた。“意味ネットワーク”を考慮していくことで学習者の関心事や言葉の由来もわかる気がした。大変面白く興味深かった。」などの感想をいただきました。

講演会

日時・場所

 日時:令和7年12月13日(土曜日)14時00分~16時00分
 場所:群馬県立女子大学

内容

 「地域社会とともにある日本語教育のかたち-教室と地域をつなぐ方言の力-」
 講師:大阪教育大学 准教授 櫛引 祐希子

  • 日本語教育で方言を取り上げる必要はあるのか
  • 日本語教育で方言を教えるとしたら
  • 方言を教える教材-大阪の場合-
  • 多文化共生社会に必要となる方言の力とは

参加者

 71名

講座の様子

​ 方言を日本語教育に取り入れる必要性や取り入れないことへの弊害、実際に学習者は方言についてどのように考えているのかについて知ることのできる貴重な講演で、方言について再認識・意識する機会となりました。

 参加者の方からは、「地域(ボランティア)日本語学習支援における方言の取り扱いについて改めて考えることができてありがたかった。」「いかに方言と外国人の関係が大切か理解できた。身近に外国人が多くなっている中で、日常的に使う言葉、方言を含めて接することができれば良い。」などの感想をいただきました。

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