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群馬県と県立女子大学連携プロジェクト「事業所の男女共同参画推進事業」報告書

更新日:2014年4月24日 印刷ページ表示

 男女ともに働きやすい職場環境づくりを推進するには、女性の活躍促進や、ワークライフバランスの推進など、「事業所における男女共同参画」の取り組みを総合的に進めていく必要があります。
 本県では、群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部の3つのゼミナールと連携し、群馬県男女共同参画推進条例に位置づけられている「男女共同参画推進員」を設置する411事業所の協力のもと、事業所における男女共同参画推進の取り組み状況についてアンケート調査を行うとともに、学生が事業所を訪問し、取り組み実践例の取材とロールモデルへのインタビューを行いました。
 事業全体概要、実態調査アンケート結果、学生による事業所訪問インタビュー報告を掲載しますので、ぜひご覧下さい。

平成25年度「事業所の男女共同参画推進事業」全体概要

(1)男女共同参画推進員設置事業所実態調査アンケート(平成25年6月)

 411事業所を対象に、仕事と家庭が両立出来る職場づくりや女性の能力活用(ポジテイブアクション)、ワークライフバランス等の取り組みに関するアンケートを実施。

(2)事業所訪問及びインタビュー調査(平成25年8月29日~9月18日)

 アンケート結果をもとに県立女子大の学生が11社を訪問し、男女共同参画推進の取り組み実践例の聞き取りと女性ロールモデルへのインタビューを実施。

(3)事業所の男女共同参画推進講演会(平成26年1月28日(火曜日)

 県内事業所の管理職・労務担当者、一般県民の方々等を対象として講演会を開催。

(4)情報発信

 アンケート調査及び事業所訪問結果等を報告書としてまとめ、ホームページ等を活用し紹介。

男女共同参画推進員設置事業所実態調査アンケート結果

アンケート結果の要旨

  • アンケート送付は411社、回答は236社(回答率57.4%)。
  • 業種は、建設業・製造業・医療・福祉が多く、従業員数30名以下が過半。
  • 全国比で部長・課長・係長は僅少だが、女性役員は多い。
  • 「ワーク・ライフ・バランス」の認知度67.4%、「ポジティブ・アクション」の認知度49.2%と低調であった。
  • 育児休暇や介護休暇の運用上「代替要員の確保が難しい」「企業の経済的負担が大きい」等が課題。
  • 「女性の活躍」の効果としては、「経営の効率化が図れる」「男女ともに職務遂行能力によって評価されるという意識が高まる」等。
  • 女性の活躍推進に向けて「現時点では必要な知識や経験等を有する女性がいない」「女性本人が希望しない」「管理職になるまでに退職してしまう」等が課題。
  • 行政への要望は「社会全体の理解促進・啓発」「公的施設の整備」「取り組みを行う企業向け資金的支援」「他社の取組事例、関連情報、ノウハウの提供」等。
  • 男女共同参画の推進に向けて、機運を盛り上げていく必要がある。

事業所訪問インタビュー

 男女共同参画推進員を設置する事業所の中から、群馬県立女子大学の学生が11社を訪問してインタビューを行い、報告書としてまとめました。
事業所における男女共同参画の取り組みや様々な分野で活躍されている男女のロールモデルの方々を紹介します。

男女共同参画推進員を設置しましょう ~ひとりひとりが輝く社会へ~

 群馬県では、平成16年3月に「群馬県男女共同参画推進条例」を制定し、事業者の方々に、男女共同参画の推進に係る普及啓発その他の活動を行っていただく「男女共同参画推進員」の設置をお願いしています。
 平成26年3月末現在、県内415事業所が「男女共同参画推進員」設置の届出をしています。
 県では、男女共同参画推進員を設置している事業所のなかから、今後も、女性が活躍する職場や男女共同参画を進める事業所の取り組みを、順次、紹介していきます。「男女共同参画推進員」の設置について、ぜひ御協力をお願いいたします。

本報告書(冊子版)の配布について

本ホームページの内容をまとめた冊子版の報告書について、若干部数ですが、希望により配布をしています。
詳しくは当課までお問い合わせ下さい。