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【3月9日】桐生市内の飲食店で発生した食中毒事件について(食品・生活衛生課)

更新日:2023年3月9日 印刷ページ表示

令和5年2月26日(日曜日)に桐生市内の飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件が発生しました。
県では、当該飲食店に対し、3日間の営業停止を命ずるとともに、再発防止策を指導しました。
なお、入院者はおらず、有症者は全員快方に向かっております。

1 概要

(1)発生日

令和5年2月27日(月曜日) 午後4時頃(初発)

(2)有症者

27名(受診10名、入院0名)

年齢別発症者数
  10代
未満
10代 20代 30代 40代 50代 60代
男性 1 5 0 2 3 4 15
女性 2 0 0 2 5 3 12
合計 3 5 0 4 8 7 27

【有症者住所】桐生市(12)、みどり市(5)、太田市(4)、前橋市(3)、栃木県(2)、高崎市(1)

(3)症状

下痢、嘔吐、発熱等

(4)病因物質

ノロウイルス

(5)原因食品

2月26日(日曜日)に当該飲食店が提供した食事(推定)

(6)原因施設

桐生市内の飲食店

(7)経緯

 令和5年3月6日(月曜日)午前11時頃、桐生市在住者から「2月26日(日曜日)午後5時30分頃に飲食店で会食したところ、参加した25名中十数名が嘔吐、下痢等の症状を訴えている。」旨の連絡が桐生保健福祉事務所(保健所)にありました。
 調査したところ、2月26日に当該飲食店を利用した2グループ58名中27名(3月9日時点)が同様の食中毒様症状を呈していることが確認されました。有症者の共通食はこの飲食店で提供された食事のみであること、調理従事者1名及び有症者5名の便からノロウイルスが検出されたこと、有症者の発症状況がノロウイルスによるものと一致していること及び診断した医師から食中毒届が提出されたことから、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件と断定しました。

2 施設に対する措置

飲食店営業の営業停止3日間(令和5年3月9日(木曜日)から11日(土曜日)まで)

※参考:本県の食中毒発生状況[3月9日現在、( )内は中核市を含む]
  発生件数 患者数 死者数
令和5年1月~3月9日 2(3) 35(48) 0(0)
令和4年1月~3月9日
(昨年同期)
0(0) 0( 0 ) 0(0)
令和4年 3(6) 13(59) 0(0)

3 ノロウイルス食中毒の予防のポイント

  • 下痢等の体調不良がある人は、食品を直接取り扱う作業を控えましょう。
  • ノロウイルス食中毒を予防するため、調理前、トイレ後は念入りに手洗い(消毒)をしましょう。
  • 調理器具等の消毒には、熱湯や塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。
  • 食品は中心部まで十分に加熱(85℃以上で90秒以上)しましょう。