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群馬県では、中国上海市との友好交流推進に取り組んでいます。このたびその一環として、県立尾瀬高校と上海実験学校東灘高級中学(以下「上実東灘高校」)との間で、友好交流を開始することとなりました。
上実東灘高校は、上海市が「世界級の生態島」を目指す崇明島(すうめいとう)にあり、尾瀬高校と同様、環境教育にも力を入れています。
第1回目のオンライン交流となる今回は、群馬県と上海市の紹介のほか、民族楽器演奏や踊りなどのパフォーマンスを通して、お互いのことをよく知るための内容となっています。
今後は、尾瀬や崇明島における環境保全の取り組みなどをテーマに、交流を進めていきます。概要は下記のとおりとなります。
令和5年3月22日(水曜日)13時30分~15時00分(日本時間)
上実東灘高校講堂、尾瀬高校大教室(取材は尾瀬高校にて可能)
2017年に上海市教育委員会、上海師範大学、崇明区政府が合同で設立した「上海実験学校グループ」の1校で、小中高一貫校。高校生は昨年から受け入れを開始し、現在141人が在籍している。崇明区内ではトップレベルで、欧米の学校とも積極的に交流を続けている。
上海市北側の長江河口にある中洲で、中国国内第3位の広さを誇る島。自然環境が大切に保護され、多くの種類の生物が生息している。特に島の東部にある東灘湿地は、「東灘鳥類国家級自然保護区」に指定され、2002年にはラムサール条約にも登録されている。