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不動の日本一「夏秋キャベツ」
4年連続の日本一「夏秋ナス」
農林水産省が公表する令和元年産「野菜生産出荷統計」において、本県の夏秋キャベツ出荷量は、昭和45年から半世紀にわたり不動の1位を維持し、夏秋ナス出荷量は、4年連続で1位となりました。
夏秋キャベツ(7月~10月)は、県北部で冷涼な気候を活かした高品質な生産が行われています。夏から秋には、東京都中央卸売市場のキャベツ入荷量の約7割が本県産です。また、首都圏のみならず大阪や九州など全国各地へ出荷しています。
夏秋ナス(7月~11月)は、平坦地から中山間地まで県内各地に産地があり、栽培管理を徹底して約5ヶ月間収穫しています。近年は、JA選果場の整備によって出荷労力が軽減され、規模拡大が進んでいます。
県では、両品目とも野菜重点8品目に位置づけ、栽培技術の向上や補助事業による機械などの導入、販売消費の拡大を進めています。今後は、県産キャベツやナスを含め、旬の野菜産地を紹介する動画を発信するなど、PR活動を強化します。
表1 令和元年度夏秋キャベツ出荷量・収穫量・作付面積(PDFファイル:16KB)