経営環境の変化による影響調査(令和5年8月調査)
県では、四半期毎に県商工会連合会、県商工会議所連合会及び県中小企業団体中央会等を通じて県内の事業者に対し、アンケート調査を行っています。
この調査結果は、8月17日~9月15日に行った調査について、333事業所中、回答のあった167事業所の状況をとりまとめたものです。(回収率50.1%)
今回は、継続して調査している「業況判断、資金繰り」の項目に加えて、引き続き「従業員の過不足」を調査するとともに、「新型コロナウイルスによる経営への影響」、「賃金の引き上げ」、及び「外国人労働者の雇用」について調査を行いました。
回答企業一覧(業種別:計167事業所)
機械・金属 |
電気・電子 |
食品・飲料 |
繊維・化学 |
その他製造業 |
サービス |
物流・運輸 |
卸小売 |
その他 |
合計 |
21 |
11 |
14 |
10 |
16 |
31 |
18 |
26 |
20 |
167 |
主な調査結果の概要
1 業況判断(DI)について(前回5月調査との比較)
業況判断DIについての調査結果一覧
区分 |
8月調査 |
前回比 |
全体 |
-1.8ポイント |
9.7ポイント減 |
規模別 |
製造業 |
-1.4ポイント |
10.2ポイント減 |
非製造業 |
-2.2ポイント |
9.4ポイント減 |
産業別 |
大企業 |
7.7ポイント |
16.1ポイント増 |
中小企業・小規模事業所 |
-2.6ポイント |
11.6ポイント減 |
※Diは「良い」と回答した企業の割合から、「悪い」と回答した企業の割合を引いたもの
2 資金繰りについて(前回5月調査との比較)
資金繰りについての調査結果一覧
資金繰りについて |
8月調査 |
前回5月調査 |
楽になった |
3.8% |
7.7% |
厳しくなった |
17.2% |
12.4% |
変化なし |
79.0% |
79.9% |
3 従業員の過不足について(前回5月調査との比較)
従業員の過不足についての調査結果一覧
従業員の過不足について |
8月調査 |
前回5月調査 |
不足 |
38.3% |
41.2% |
過不足なし |
60.5% |
55.9% |
過剰 |
1.2% |
2.8% |
4 新型コロナウイルスによる経営への影響について(前回5月調査との比較)
感染症法上の分類が5類移行したことによる経営への影響
感染症法上の分類が5類移行したことによる経営への影響調査結果 |
8月調査 |
前回5月調査 |
良くなった/良くなりそうだ |
7.8% |
11.3% |
少し良くなった/少し良くなりそうだ |
32.3% |
31.6% |
変わらない/変わらなそうだ |
51.5% |
52.0% |
少し悪くなった/少し悪くなりそうだ |
6.6% |
3.4% |
悪くなった/悪くなりそうだ |
1.8% |
1.7% |
5 賃金の引き上げについて
今年度の賃金の引き上げ状況(予定を含む)
賃金の引き上げ状況調査結果 |
8月調査 |
例年より高い水準の賃上げ |
31.4% |
例年通りの賃上げ |
28.4% |
例年より低い水準の賃上げ |
5.3% |
賃上げは行わない |
29.6% |
賃金の引き下げを行った |
0.6% |
その他 |
4.7% |
6 外国人労働者の雇用について
外国人労働者の雇用状況
外国人労働者の雇用状況調査 |
8月調査 |
雇用している |
15.0% |
今後、雇用を検討している |
9.0% |
雇用していない |
74.9% |
その他 |
1.2% |
※端数処理の関係で合計が一致しないこともあり得る。
調査結果全体版については、下記のファイルでご確認ください。
景況調査結果(令和5年8月調査)(PDF:2.61MB)
【概要】景況調査結果(令和5年8月調査)(PDF:260KB)