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令和6年群馬県農畜産物等の輸出金額について(ぐんまブランド推進課)

更新日:2025年4月25日 印刷ページ表示

 群馬県農畜産物等輸出推進機構において、輸出実績調査を実施した結果、農畜産物等の輸出に取り組んだ企業・団体等の令和6年輸出金額は、 18億5,700万円(前年比120.7%) となりました。
 牛肉の輸出が順調に増加したことや、こんにゃく加工品の健康食品としての認知度が向上していること等により、前年の実績を上回りました。
 輸出対象地域トップの北米については、米国の追加関税を巡り、県産農畜産物等の輸出への影響が懸念されています。県では国の動向を注視し、各種情報の収集に努め、群馬県としてできる必要な対応を検討します。

1 令和6年の特徴

  1.  畜産物は牛肉の北米向けの輸出が好調であり、輸出額は前年と比べ大きく増加しました。
  2.  こんにゃく加工品は、健康食品として海外での認知度が向上してきており、輸出額は順調に増加しています。
  3.  青果物は東南アジア向けの輸出が拡大し、輸出額は前年比169.4%になりました。
輸出状況 (調査対象期間:令和6年1月~令和6年12月)
区分 令和5年
(千円)
令和6年
(千円)
前年比(%) 主な輸出先
畜産物 880,011 1,108,922 126.0 北米、欧州、東南アジア

こんにゃく加工品

484,813 523,931 108.1 韓国、東南アジア、香港

加工品
(こんにゃく以外)

134,796 125,097 92.8 北米、韓国、香港
酒類 25,064 78,492 313.2

北米、東南アジア、台湾

青果物 8,985 15,221 169.4 東南アジア、香港、台湾
花き 5,060 4,730 93.5 北米、欧州、中国
穀類 326 1,272 390.2 北米、東南アジア、欧州
合計 1,539,055 1,857,665 120.7 -

2 令和7年度の主な取組

 海外での群馬県農畜産物等の認知度向上や輸出に取り組む県内生産者の掘り起こしにより、海外販路拡大を図ります。あわせて、米国関税への影響を緩和させるため、輸出先の多角化に向けた支援を行っていきます。

​(1)畜産物(牛肉)

 令和5年度から継続的に実施している牛肉のカッティングセミナーを開催し、欧州のレストランシェフ等を対象に県産牛肉の魅力を伝えるとともに、取引の拡大を図ります。

(2)こんにゃく等加工品

 「“日本の食品”輸出EXPO」に群馬県ブースを継続的に出展し、こんにゃく加工品を中心に商流構築の機会を提供します。

(3)青果物

 台湾及び香港向けに、バイヤー招へいやPR販売を引き続き実施し、輸出品目及び量の拡大を図ります。

(4)グローバルファーマー育成

 県内生産者を対象に輸出の知識やスキルの習得を目的とした実践塾を開講します。
 今年度は、マッチング商談などの個別支援を強化し、生産者の輸出に結びつけていきます。

報道提供資料 (PDF:380KB)