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麻しん(はしか)患者の発生について(令和7年2例目)(感染症・疾病対策課)

更新日:2025年4月26日 印刷ページ表示

1 概要

令和7年4月26日(土)、富岡保健所管内の医療機関から麻しん患者の報告がありました。
令和7年では、3月以来、県内2例目です。

麻しんの患者報告数推移(人)
 

2017年

(平成29年度)

2018年

(平成30年度)

2019年

(平成31年度,令和元年度)

2020年

(令和2年度)

2021年

(令和3年度)

2022年

(令和4年度)

2023年

(令和5年度)

2024年

(令和6年度)

2025年

(令和7年度)

群馬県

2

0

0

0

0

0

0

0

2

全国

186

279

744

10

6

6

28

45

78

2025年は、群馬県は4月25日時点、全国は第15週(4月13日)までの速報値

2 患者の状況等

<患者> 10代 男性
<症状> 咳、発熱、発疹
<経過>
 4月 1日(火) ベトナムに渡航
 4月18日(金) 咳症状が出現
 4月20日(日) ベトナムから帰国、同日、発熱
 4月25日(金) 発疹が出現し、医療機関を受診
 県衛生環境研究所で遺伝子検査を実施し、麻しんウイルス陽性が判明

3 保健所の対応

  • 患者の行動歴を調査
  • 患者に外出の自粛を要請
  • 患者と接触した方に対し健康観察を実施中

4 下記の航空機及び場所を利用した皆様へ(注意喚起)

 日本航空752便
 4月19日(土)午後11時20分 ベトナム ハノイ発
 4月20日(日)午前6時25分 成田国際空港第2ターミナル着 (到着後、知人の車にて帰宅)

 上記と同じ日時に同じ場所を利用した方は、利用日から21日以内(5月11日(日)まで)に発熱、発疹等の麻しんを疑う症状が現れた場合、速やかに最寄りの保健所に御相談ください。
 医療機関を受診する際には、麻しんの疑いがあることを事前に連絡のうえ、マスクを着用するとともに、公共交通機関の利用を避けてください。

5 麻しんについて

  • 麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
  • 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強いとされています。
  • 感染すると、潜伏期間(10~12日間)の後、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
  • 発症1日前から発疹出現後5日までは周囲に感染させるおそれがあります。

6 報道機関の方へ

 患者や患者家族等が特定されないよう、プライバシー保護に御配慮いただくとともに、医療機関への取材はお控えください。

7 県民の皆様へ

麻しんを予防するために

  • 麻しんはワクチンで予防可能な感染症です。
  • 定期接種の対象者(1歳児、小学校入学前の1年間)は、確実に予防接種を受けましょう。

麻しんを疑う症状が出たら

  • 発熱や発疹などの症状のある方は医療機関に電話をしてから受診するようにしてください。受診の際は、公共交通機関の利用は避けましょう。

8 群馬県ホームページ:麻しん(はしか)に注意しましょう

 麻しん(はしか)に注意しましょう
 ●厚生労働省ホームページ:麻しんについて<外部リンク>
報道提供資料 (PDF:305KB)