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麻しん患者の発生について(令和7年3例目)(感染症・疾病対策課)

更新日:2025年5月5日 印刷ページ表示

1 概要

令和7年5月4日(日曜日)、富岡保健所管内の医療機関から麻しん患者の届出がありました。

令和7年に入り、県内3例目です。

麻しん患者発生状況(単位:人)

 

2017年

(平成29年)

2018年

(平成30年)

2019年

(平成31年,令和元年)

2020年

(令和2年)

2021年

(令和3年)

2022年

(令和4年)

2023年

(令和5年)

2024年

(令和6年)

2025年

(令和7年)

群馬県

2

0

0

0

0

0

0

0

3

全国

186

279

744

10

6

6

28

45

83

2025年は、群馬県は5月4日時点、全国は第16週(4月20日)までの速報値

2 患者の状況等

<患者> 20代 男性
<症状> 発熱、鼻水、発疹
<経過>
 3月20日(木曜日)~ 4月10日(木曜日) ベトナムに渡航
 4月26日(土曜日) 発熱、鼻水が出現
 5月   2日(金曜日) 発疹が出現
 5月   3日(土曜日) 医療機関を受診
 5月   4日(日曜日) 県衛生環境研究所で遺伝子検査を実施し、麻しんウイルス陽性が判明

3 保健所の対応

  • 患者の行動歴を調査
  • 患者に外出の自粛を要請
  • 患者と接触した方に対し健康観察を実施

4 感染させる可能性のある期間に患者が利用した施設

患者が利用した施設一覧

利用日時

利用した施設

令和7年4月28日(月曜日)15時~15時10分頃

小売店(富岡市内)

令和7年5月1日(木曜日)15時~15時10分頃

※施設名の公表については、現在、施設に確認中

5 麻しんについて

  • 麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
  • 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強いとされています。
  • 感染すると、潜伏期間(10~12日間)の後、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
  • 発症1日前から発疹出現後5日までは周囲に感染させるおそれがあります。

6 報道機関の方へ

 患者や患者家族等が特定されないよう、プライバシー保護に御配慮いただくとともに、医療機関への取材はお控えください。

7 県民の皆様へ

麻しんを予防するために

  • 麻しんはワクチンで予防可能な感染症です。
  • 定期接種の対象者(1歳児、小学校入学前の1年間)は、確実に予防接種を受けましょう。

麻しんを疑う症状が出たら

  • 発熱や発疹などの症状のある方は医療機関に電話をしてから受診するようにしてください。受診の際は、公共交通機関の利用は避けましょう。

8 群馬県ホームページ:麻しん(はしか)に注意しましょう

 麻しん(はしか)に注意しましょう
 ●厚生労働省ホームページ:麻しんについて<外部リンク>
報道提供資料 (PDF:297KB)