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麻しん患者の発生について(令和7年4例目)(感染症・疾病対策課)

更新日:2025年5月14日 印刷ページ表示

1 概要

令和7年5月13日(火曜日)、富岡保健所管内の医療機関から麻しん患者の届出がありました。
令和7年に入り、県内4例目です。なお、当該患者は、令和7年4月26日(土曜日)に公表した麻しん患者(令和7年2例目)の接触者です。

2 患者の状況等

<患者> 40代 男性
<症状> 全身倦怠感、のどの違和感、発熱
<経過>
 5月10日(土曜日) 全身倦怠感、のどの違和感が出現
 5月11日(日曜日) 発熱
 5月12日(月曜日) 富岡保健所管内の医療機関を受診
 5月13日(火曜日) 県衛生環境研究所で遺伝子検査を実施し、麻しんウイルス陽性が判明

3 保健所の対応

  • 患者の行動歴を調査
  • 患者に外出の自粛を要請
  • 患者と接触した方に対し健康観察を実施

4 感染させる可能性のある期間に患者が利用した施設

患者が利用した施設一覧

利用日時

利用した施設

令和7年5月10日(土曜日)12時5分~12時25分頃

はなまるうどん 宇都宮西原店
(栃木県宇都宮市西原3-3-17)

※上記と同じ日時に同じ場所を利用した方は、利用日から21日以内に発熱、発疹等の麻しんを疑う症状が現れた場合、速やかに最寄りの保健所に御相談ください。
※医療機関を受診する際には、麻しんの疑いがあることを事前に連絡のうえ、マスクを着用するとともに、公共交通機関の利用を避けてください。

患者や患者家族等が特定されないよう、プライバシー保護に御配慮いただくとともに、医療機関や施設への取材はお控えください。

麻しんとは

症状および感染経路

  • 麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。
  • 感染すると、潜伏期間(10~12日間)の後、発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。
  • 感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強いとされています。
  • 発症1日前から発疹出現後5日までは周囲に感染させる可能性があります。

県内の発生状況

麻しん患者発生状況(単位:人)

 

2017年
(平成29年)

2018年
(平成30年)

2019年
(平成31年,令和元年)

2020年
(令和2年)

2021年
(令和3年)

2022年
(令和4年)

2023年
(令和5年)

2024年
(令和6年)

2025年
(令和7年)

群馬県

2

0

0

0

0

0

0

0

4

全国

186

279

744

10

6

6

28

45

106

2025年は、群馬県は5月13日時点、全国は第18週(5月4日)までの速報値

県民の皆様へ

麻しんを予防するために

  • 麻しんはワクチンで予防可能な感染症です。
  • 定期接種の対象者(1歳児、小学校入学前の1年間)は、確実に予防接種を受けましょう。

麻しんを疑う症状が出たら

  • 発熱や発疹などの症状のある方は医療機関に電話をしてから受診するようにしてください。
  • 受診の際は、公共交通機関の利用は避けましょう。

麻しんに関する公表について

  • 麻しん患者の発生状況については、引き続き群馬県感染症発生動向調査情報(週報)にてお知らせいたします。
  • 保健所による調査の結果、他の人に感染させる可能性のある期間に接触者の特定できない施設を利用したことがわかりましたら、これまでどおり、利用した日時および施設名について公表いたします。

群馬県ホームページ:麻しん(はしか)に注意しましょう

 麻しん(はしか)に注意しましょう

群馬県ホームページ:群馬県感染症情報

​ 感染症情報トップページ - 群馬県ホームページ(衛生環境研究所)

報道提供資料 (PDF:320KB)