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平成30年度食の現場親子リポーター記事(東毛酪農業協同組合)

更新日:2018年11月6日 印刷ページ表示

「おいしい牛乳をとどけるために」4年生の部 優秀賞

受賞者

千代田町立東小学校 4年 羽中田 桜花

取材先

東毛酪農業協同組合

リポート作品

 私は、朝・昼・ばん、毎日牛乳を飲んでいます。そこで、毎日飲んでいる牛乳は、どのようにして作られているのか気になったので、八月十日、太田市にある東毛酪農業協同組合へ私と母と祖母と弟で見学へ行きました。
 東毛酪農では、何と私の学校の給食に出るみんなの給食牛乳を作っていると、今回の見学で初めて知っておどろきました。前からどこで作っているのか気になっていたので、ぎ問がとけてよかったです。他には何を作っているのか聞いたら、何と毎日家で飲んでいるジャパンミート牛乳も東毛酪農で作っていました。またもやおどろきの声をあげてしまいました。いつも飲んでいる牛乳がここで作られていると分かってすごいとおどろきました。
 また、東毛酪農は、全国的にも有名な低温殺菌牛乳を作っています。低温殺菌の場合、六十三度で三十分間殺菌します。給食牛乳の場合、低温殺菌になるべく近くなるように、七十五度で十五秒間殺菌します。でも、家で飲んでいる牛乳は百二十度で二秒殺菌します。残念ながらこれは高温殺菌なので、低温殺菌に比べると栄養かが少し低いそうです。低温殺菌をすると、病原菌だけが死めつして、栄養がより多く残るので、栄養かの高い牛乳になります。また、低温殺菌すると、もう一ついいことがあります。それは、においが少ないと言うことです。こうして、牛乳が苦手な子供でも飲みやすくしているそうです。みんなの給食牛乳は、東毛地区の学校でしか飲めないので、私は東毛地区の学校に通っていてよかったと思いました。低温殺菌は、コストや手間がかかるのに、子供達に栄養かの高い牛乳を飲んでほしくて、牛乳が苦手な子供を少しでもへらすため、みんなのためを思ってわざわざ大変な低温殺菌の牛乳を作ってくれて、ありがたいなあと思いました。
 実さいに、低温殺菌牛乳と高温殺菌牛乳の飲み比べをしました。低温殺菌牛乳は、高温殺菌牛乳に比べて、本当ににおいがなく、飲みやすくてとてもおいしかったです。私も弟も、どんどん飲んでしまい、おかわりまでしてしまいました。
 今回、牛乳ができあがるまでには何回もきびしい検査をくり返していることを知ったので、私は今まで以上に安心して飲むことができると思いました。
 チーズを作っているこうていを見学した時、ちょう度清そうをしていました。ゴミやばい菌を取りのぞくために、作っている時より清そうの時間の方が長いと聞き、私はびっくりしました。だから、安心して食べられるのだなあと思いました。
 牛から人間が分けてもらった牛乳を安心で安全な牛乳にするために、酪農家さんも、東毛酪農の方も、一生けん命作ってくれていることが分かったので、私は、これからも残さず大切に飲みたいと思いました。



調理師・製菓衛生師