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令和4年度「災害時通訳ボランティア養成講座」を開催しました

更新日:2023年2月22日 印刷ページ表示

伊勢崎市、(公財)群馬県観光物産国際協会、伊勢崎市国際交流協会との共催で、災害時に支援が必要な外国人をサポートできる人材の養成講座を行いました。

日時

1日目 令和4年10月30日(日曜日)13時00分~16時30分
2日目 令和4年11月6日(日曜日)10時30分~16時00分

場所

伊勢崎市絣の郷

内容

【1日目】
 〈講義〉

  • 群馬県の多文化共生・共創について
  • 群馬県の災害や防災について
  • 外国人支援活動の事例
  • 災害時支援活動の留意点

 〈ワークショップ〉
 ・災害時支援活動訓練
【2日目】
 〈講義〉
 ・避難所巡回の準備
 〈ワークショップ〉
 ・避難所巡回訓練

参加者

12名
(通訳可能言語:英語、スペイン語、中国語、ベトナム語)

講座の様子

【1日目】
 まず、基礎情報として「群馬県に住む外国人(人数・国籍等)と多文化共生・共創について」や、「群馬県で起こりやすい災害と防災について」を学びました。その後、外国人支援活動についての事例紹介や、支援活動をする際の注意点について、講師の先生から教えていただきました。
 講義の後は、実際に災害が起きたと想定し、支援活動を体験するワークショップを行いました。外国人の被災状況の把握、必要な情報の収集と整理など、災害時の支援活動で必要なことを実践しながら学びました。講師の先生の助言をいただきながら、皆さん積極的に、お互いに協力し合い作業を進めました。
 〈グループワーク〉
グループワーク画像
【2日目】
 前半は、避難所巡回のための準備として、1日目に収集・整理した情報の翻訳と掲示物作成、各避難所に関する情報収集、巡回チームの編成とルート決め等を行いました。避難所を訪問の際や避難住民の方へ聞きとりをする時の注意点を学び、巡回の準備をしました。
 後半は、同会場で同時開催している「外国人住民のための防災訓練」と合同で、避難所巡回訓練を行いました。外国人住民の皆さんが訓練で設置した避難所を訪ね、各参加者の通訳可能言語で聞き取りをしました。被災した方と母語で話ができる者としてどのような態度で接したらよいか、どんなことを聞き取ればよいか、母語で対応ができない時にはどうするかなど、実際の活動を体験するよい機会となりました。

 〈地図で避難所を確認〉
地図で避難所を確認画像
 〈避難所での聞き取り〉
避難所での聞き取り画像

 参加者の方からは、「災害時に外国人がどんな課題に直面するか、何を求められるかがわかった」「事前に備えることの必要性を実感した」「聞き取りの難しさを体験できてよかった」など感想をいただきました。

令和4年度「災害時通訳ボランティア養成講座」参加者募集のページはこちら

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