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乳牛や和牛を飼育する校内の農場で、学生自らが飼養管理する実習を中心としたカリキュラムにより、酪農・肉牛経営から畜産物加工までの基礎知識と基本技術を習得し、全国屈指の畜産県群馬を担う人材を育成します。
乳用牛や繁殖用和牛の飼養管理や分娩・繁殖管理、飼料作物生産について幅広く実践的に学びます。また、家畜人工授精師の資格取得に必要な知識、技術を履修します。
私は、高校生の時に初めて乳牛について勉強を始めました。学んでいくうちに、次第に牛のことをもっと知りたいと思い、農林大学校に入校しました。高校生の時に学んだ知識をさらに深め、幅広く生かせるようになりたいと思い、日々勉強と実習に励んでいます。午前中の座学では、家畜人工授精師の資格のための勉強や、牛の飼料調製のための成分分析など専門的なことを学び、午後は毎日牛舎の実習により、現場で活躍できる人材を目指して仲間たちと切磋琢磨しています。牛の世話は当番制で、朝4時からの少人数での作業は大変ですが、仲間との絆が深まり、やりがいを感じます。農林大学校に入校する前は私も不安でしたが、そんな不安も楽しさに変わるほど楽しい時間が過ごせます。皆さんと一緒に作業できることを楽しみにしています。
農業経営学科 酪農肉牛コ-ス
鈴木 空