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【酪農肉牛】農林大における耕畜連携と自給飼料利用拡大の取り組み(2025年2月24日)

更新日:2025年2月24日 印刷ページ表示

【酪農肉牛】おいしい飼料は田んぼから~飼料用米とイネWCSの給与開始~

酪農肉牛コースでは、農と食のビジネスコースと「校内耕畜連携」に取り組んでいます。

酪農肉牛コースで生産した良質な牛ふん堆肥を農と食のビジネスコースが水稲栽培で利用し、丹精込めて育てた飼料用米を搾乳牛が食べて、おいしい牛乳を生産しています。

さらに、前橋市の生産農家から購入したイネホールクロップサイレージ(イネWCS)も給与して、県内の水田から得られる自給飼料を活用した実習に取り組んでいます。

学生は、飼料用米やイネWCSを実際に利用することで、自給飼料の重要性について学んでいます。

※イネWCSとは?

 飼料用イネの地上部全てを細断して刈取り、これをロールベール成形してラップフィルムで密封し、乳酸発酵させた牛の飼料のこと。

飼料用米(玄米)の画像

飼料用米(玄米)は、牛の消化性を高めるため、農林大では一晩、水に浸してから使います!

イネホールクロップサイレージの画像

イネWCSは、フルーティーな香りのする高品質な飼料で、牛の嗜好性は極めて良好です!

飼料ミキサーで混合している画像 混合した飼料の画像

飼料用米とイネWCSは、農林大産のトウモロコシサイレージや濃厚飼料などと一緒に飼料ミキサーで混合して牛の混ぜご飯(TMR)にして給与します。

混合した飼料(TMR)を食べている牛の画像

おいしそうにTMRを食べる牛たち。

現在、TMRの自給飼料割合は約24%。この割合をもっと高め、持続的な循環型農業の実現と安全安心な牛乳生産のため、日々勉強中の学生たちです。


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