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森林コース2年生は9月18日、9月19日の2日間にわたり尾瀬にて宿泊実習を行いました。本実習が森林コースでの最後の宿泊実習となります。
尾瀬は今でこそ、美しい湿原が広がっていますが、昭和30年代の尾瀬ブームでは多くの登山者が訪れ、湿原が踏み荒らされた歴史があります。学生たちは、アヤメ平で湿原を回復するための取り組みを見学し、長年の努力があって尾瀬の自然が守られていることを学びました。
これまでの実習では森林コース2年生に晴れ男がいるおかげか天気に恵まれてましたが、今回、初めて実習中に強い雨に見舞われました。そのおかげで、レインウェアなどの雨具の使い方や装備の重要性を実感することができました。
また、実習の中で、野生のクマの親子に出会いました。クマに出くわした時には、大声を上げず、ゆっくり距離を開けることが基本といわれていますが、実践することとになり、学生には貴重な経験となりました。
本実習では、現場ではないとと学べないこと、経験できないことがたくさんあると感じました。今後は校外学習の機会も少なくなりますが、現場から多くのことを学んでほしいです。

